FXを行うためにはFX取引業者を選ぶ必要があります。
FX業者には大きく分けると国内業者と海外業者があり
取引できる取引数量、レバレッジの設定、取引手数料は各社異なります。
FXでは「取引数量」のことを「ロット(Lot)」といいます。
1,000通貨や10,000通貨などある程度まとまった金額で1回の取引を行うためにロットという単位にしています。
FX業者や通貨ペアによって1ロットの「通貨数」は変わります。
◆例:国内業者の通貨ペアがドル円では「1ロット」は「1万通貨」の場合
1万通貨とは(1ドルが120円の時は以下で計算します。)
1ドル×10,000ドル⇒120円×10,000円=1,200,000円
USD/JPYの場合:1ロット=1,200,000円
となり取引数量が1ロットの場合は1,200,000円となります。
◆例:海外業者の通貨ペアがドル円では「1ロット」は「10万通貨」の場合
10万通貨とは(1ドルが120円の時は以下で計算します。)
1ドル×100,000ドル⇒120円×100,000円=12,000,000円
USD/JPYの場合:1ロット=12,000,000円
となり取引数量が1ロットの場合は12,000,000円となります。
pips(ピップス)は価格の変動を表す単位で通常、通貨ペアの価格の最小変動単位を示します
pipsは「Percentage in Point(パーセンテージ・イン・ポイント)」の略称です。
FX業者や通貨ペアによって異なります。
業者は通貨ペアによっては、価格は小数点以下の4桁または3桁で表示されます。
この場合、1 pipは価格の「最後」の桁の1つを示します。
◆例:USD/JPYやクロス円(EUR/JPY,GBR/EUR)の場合
1pip=0.01円(1銭)/10pip=0.10円(10銭)/100pip=1円(1円)
◆例:ドルストレートなどのEUR/USDやGBR/USDの場合
1pip=0.0001ドル /10pip=0.0010ドル /10pip=0.0100ドル
スプレッド(Spread)は通貨ペアやその他の金融資産の売り価格(Bid)と買い価格(Ask)の差を指します。
具体的には以下になります。
スプレッド = Ask価格 - Bid価格
スプレッドは狭いほど取引コストが低くなります。
主要な通貨ペアや流動性の高い金融商品では、スプレッドは狭くなる傾向がありますが
固定スプレッドや変動スプレッドなどもあり、FX業者によって異なります。
経済指標の中で大きくスプレッドが広がる場合もあるため取引するタイミングによっては変更されることもあります。
FXで得られた利益は課税対象になりケースにより確定申告が必要になる場合があります。
株式の利益と異なり特定口座で源泉徴収をされている場合とはことなり所得の区分が異なるためです。
さらにFXが海外業者と日本国内業者で利益が発生した場合、税率に違いがあります。
「総合課税」と「申告分離課税」の違いや「先物取引に係る雑所得等」など
どのような所得に当てはまるのか、詳しくは国税庁のホームページで確認が必要だと思います。
FXの業者によって扱う取引数量、最小変動価格、取引手数料、税制までことなる場合があります。
FXを始めるときは自分にあった 初心者の内は国内で安全に取引を行えるFX業者を選定してみてどうでしょうか。
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